馬を持つということ

ichibariki2006-03-21


茨城のクラブから移るとき、いずれは自分の馬を持ちたいと半分は夢物語のように思っていた。



馬という大きな生き物を自分で持つことは犬猫を飼うようなわけにはいかないし、車を買うようなわけにもいかない。自分の収入では生半可な覚悟じゃ遣り切れないであろう。
車の買い替えもお預けになる。日々の生活も節約せっちゃんに徹しなければならない。
生きているものゆえ病気もすれば怪我もする。もちろん歳を取れば現役を引退するだろう。苦楽を共にした愛馬であるからにはその行く末をも見守らねばなるまい。

薄給なサラリーマンにとっては自分自身の人生設計から考えねばならない大きな大きな決断だ。


自馬を持つことは結婚に似ている気がする。出会い・縁・環境・タイミング・勢い(?)、全てが揃っていないと実現しない。
実際、結婚に縁がない(泣) いち馬力はいつも何かが欠けているのだろう(‐”‐;) 

あれ?んなこと今は関係ないぞ・・・。


今回、私を求めてくれる馬がいる。しかもとても好みのタイプ。
このチャンスを逃すと二度とこんな馬とは巡り会えないのではないかと思うといても立ってもいられない。
彼はきっと私の人生に色を添えてくれるに違いない。
が、同時に生き物ゆえの様々な不安に押しつぶされそうにもなる。
あぁ悶絶の日々。


機は熟している。


私に足りないものは、
お金と勇気と・・・・


背中を押してくれる人、か。