オカマへの道
男性にとってはかなり切ない話題です;;
乗馬の世界では一部の種付馬を除いて牡馬は去勢するのは当たり前になっています。その、タマタマちゃんカットの瞬間をレポートします。
先日エリックさんのクリニックで始めての鞍付けをした半野生馬がその犠牲者です(^^);
お食事中の方や気の弱い方はどうぞこの先は読まないで下さい。馬と共に生きていくうえでは必要なことなので嫌なことに目をつぶらず正面から向き合いました。
- 最初に鎮静剤を飲ませておきます。その後点滴により麻酔薬を注入します。
- 点滴が終ったと思ったら直ぐにフラフラバタンと地面に倒れます。
- 肢を持ち上げ、局部に消毒薬をたっぷり塗ります。
- 獣医さんがメスとペンチのようなものでいとも簡単にサクサクっと切落とします。
- パキッという音と共に片方が取れました。更にもう一個。かなり大きいほうらしいです。が、実際はタマタマちゃんにオデキのようにくっついている副睾丸の大きさで馬のエロ度が決まるそうです。
- 傷口は縫い合わせたりはせず自然に塞がるのを待ちます。
- 振り回す尻尾からばい菌が入らないように尻尾を束ねて包んでおきます。
- 化膿止め注射を打ちます。2-3日は化膿止めの注射を打つそうです。
- 麻酔が覚めるまでの間はこんなことも出来ます。
- 30分ほどで麻酔が覚めて立ち上がります。足元フラフラしながらも踏ん張ってます。
- 傷口が痛いのでしょうか、もぞもぞ落ち着きません。が、何が自分の身に起こったかはわかってない模様・・・・・
切除作業はものの5分ほどでしたが大型動物ならではの迫力に圧倒されました。初めてこんな現場を見た私にはかなり衝撃的でした。
この子がお客さんを乗せられるようになるまではまだまだ長い調教過程を踏まないといけないわけですが、とにかく乗用馬としての人生を頑張って歩んでほしいと心から願いました。
働かざるもの食うべからず。稼がないものは生きてはいけない世界なのですから。
ちなみにショッキングですが、切り取ったタマタマちゃんは美味しいそうです(><)
私は勿論食べたことはありません。