ワンダー復帰

ichibariki2005-08-16

週末は待ちに待ったワンダーとの久しぶりのデートでした♪
肢の腫れと発疹で休馬中だったワンダーに久しぶりに跨るとお腹回りが太っていた(笑) お仕事せずに食欲だけは旺盛だったんだからあたりまえといえばあたりまえか。
休馬前はS師匠が乗り込んでくれていたためワンダーの調子はすこぶるいい☆☆☆。6月の試合以前は頭を起こすことばかり要求していたので肝心な力の通り道がなくなっていてハミに向かう運動をしなくなっていた。それはわかっていたけど試合に向けて私自身が頭を起こさせることを覚える必要があったので敢えてワンダーにはキツイ運動をさせることになっていたのだ(ゴメンね)。
今回のS師匠のレッスンはワンダー復帰のリハビリとして敢えて長手綱で下へ下へハミを取らせる運動。いつもうるさい左ハミは最初に前肢旋回を何度も繰り返すことにより驚くほど素直になり、いつも気になっていた左右の捻れや不均等も少し調整してあげるとすぐにまっすぐな状態にはまってくれた。急がさないゆっくりなテンポをつくり肩内・巻き乗り・斜め横肢を織り交ぜて短い距離で左右交互に繰り返し左右の肩の出をよくしていく。素直で反応が早く乗ってても楽チン。ワンダーもカチカチと左右のハミを味わう独特の音を出している。最後に数回歩度を伸ばすと気持ちよ〜く浮いてくれてまっすぐハミに向かって運動してくれていることが再確認出来た。常歩に落として手綱を許した時ブルブルブル〜〜〜〜と全身を震わせて気持ちよく運動したよーって教えてくれた。S師匠は馬の気持ちがわかるらしく「ワンダーはなんでか理由はわからないけど気分よかったなぁーって思ってますよ」と。たっぷり常歩で沈静運動をして仕上げ。とってもはっぴーな気分でした☆☆☆☆。
大勅着けて試合モードに追い込んだ運動もやりがいがあって楽しいけど馬が気持ちよくなれる運動が出来た時のほうがよっぽど充実感を感じる。いつも口を引っ張られてばかりで嫌な思いをたくさんしているワンダーが出来るだけ気持ちよくなれる運動をしてあげたい。その方が馬も人も幸せになれる。試合は二の次。なんだかそんな気持ちになってしまった今日この頃。