シンデレラマン

ichibariki2005-09-10

先日(といっても随分時間がたってしまったけど)試写会に行ってきました。特に映画に詳しいわけでもない私。この映画にも何の予備知識もないまま、写真からするとどうやらボクシングが題材らしいということと、シンデレラマンというタイトルから想像するにまぁいわゆるシンデレラストーリーなんだろう、って勝手に思い込んで試写会に臨んだのでした。
うん、やっぱりおおざっぱに言うと想像のとおりだった(笑)。
と、簡単に片付けては映画がかわいそうなのでもうちょっとちゃんとした感想を書いておくことにします。
完全負け試合なはずなのにどんどん勝ってしまうヒーロー。これが作り話ならばあり得な〜い!と片付くけど実は実話なのですね。人間ハングリー精神がいかに大切なのかを学んでしまいました。そして月並だけども家族愛っていいなぁ〜って。大恐慌時代のストーリーなので画面から暗く汚く辛い雰囲気ばかりが伝わってくる中で家族愛が本当にピュア〜で際立ってきれいで光り輝いて☆☆いるように映りました。夫婦愛って素敵ね(本気で)。
もうひとつすごいと思ったのはファイトシーンが迫力満点だったこと。血しぶきが飛び散るシーンが一杯あったのでちょっとどうかとも思うけどついつい惹きつけられてましたね。
感動の涙が止まらない、っていうのじゃないけどちょっと勇気をもらった映画でした。