幻のゴール。。。

ichibariki2008-06-03

先日の競技会で悲しい出来事があったんです。





競技中にお馬が一頭死んでしまいました(ノ_-。)


私の担当している馬場馬術ではなく、障害をジャンプして超えていく障害飛越競技での出来事。


ジャンプの際にお馬が心臓麻痺を起したらしく人馬もろとも転倒。


お馬はそのままコース上で息を引き取りました(合掌)。


乗り手は怪我もなく無事だったことが何よりの救いです。




私自身は別の持ち場にいた為、転倒した現場は見ていませんでしたが、息を引き取ったお馬をクレーンで引き上げトラックの荷台に積み込むところを見ていました。


オーナーさんにとっては大切な大切なお馬ですが大型動物ゆえのの悲しさ、最後は重機で荷物のように扱わなければならないのです。


このお馬は20歳の高齢だったとはいえ、前日の競技はちゃんとゴールを切っているし全くそんな前兆は見られなかったのでしょう。


物言えない馬、自由が与えられていない馬の運命はすべて人の手のゆだねられています。


お馬の健康があってこその馬術競技ですから、馬にかかわっている全ての方は何よりもお馬のことをよく看てあげて欲しいです。人間が熱くなりすぎてついつい無理をしがちですから。特にこれから暑くなる季節には。








ちょうど2年前の私は自分の馬を持ちたくて真剣に悩んでいました。

もし自分が競技中にこんな目にあったら、絶対に立ち直れないと思います。もちろん競技中でなくても病気で亡くしたとしても同じです。


実際に周りにはそんな不幸に遭ってもう二度と馬と係われなくなった人たちを知っています。特に女性はね…。


命あるものは必ず尽きます。


結局、私は馬を持たない選択をし、その代わりに手に入れたのが子ワニです。

なので、私にとっての子ワニは本当に生きているお馬同様に大切な存在なんです。


ガソリンがぶ飲みするけどかわいくてたまらない奴です(^^)